健康かわら版

地域の皆様に向けた健康コラムを「健康かわら版」として更新していきます。

最新記事

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について

みなさん、こんにちは。
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)が今年度9年ぶりに定期接種として「積極的推奨」されます。
今回は子宮頸がんとHPVワクチンのポイントをまとめました。
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欧米とは異なる我が国の癌の病理診断について

現在日本の死亡原因の第一位は“がん”です。
多くの人は “がん”は死にいたる怖い病気であると認識していると思います。
一面的には正解なのですが、一口に“がん”といってもその種類や段階、またがんに対する個人の反応は多様であり単純に片付けることはできません。
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IT時代の健康情報

Windows95が発売になってから今年は24年たとうとしている。
インターネットが24時間連続してみられるようになったのはそう昔のことではない。
最近では新聞やテレビ以上に健康情報がネットで見られるようになった。
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2020/05/26「ロコモティブシンドロームと骨粗鬆症」

ロコモティブシンドロームとは「運動器の障害によって、移動機能が低下した状態」のことを指します。
立つ、歩くという機能が低下して、進行すると人の生活活動の自立性を阻害します。
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2020/05/11「ポストコロナ(コロナ後の時代)」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が全世界に拡大しました。
中国武漢から始まり、欧州、米国へと拡がり、2020年5月には、米国の感染者は120万人(全世界の感染者の1/3)に達し、世界最大の感染国となっています。
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2020/03/27「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックが人類の叡智を試す」

2019年12月、中国湖北省武漢市から始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、世界各国に拡大し、2020年3月11日、WHOからパンデミックが宣言されました。3月22日の段階で、全世界で285,483人の患者数と12,430人の死亡者が報告されています。
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2020/01/09「男性不妊症についてのご理解を」

男性不妊症の方はたくさんおられます。
昔から10組に1組のカップルは(妊娠による)お子さんができない、とされています。半数近くは男性にも要因があります。ということは中学校同学年だった既婚の男性が100人集まったとしたら、10人はお子さんができていないはずです。
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2019/10/03「けがして、入院して、手術して分かった事」

私事ですが、還暦前ころから体力の衰えと肥満による不健康さを自覚し始めました
体力低下と不健康の関係についてWHO(世界保健機関)は「高血圧(13%)、喫煙(9%)、高血糖(6%)に次いで身体活動不足(6%)は死亡の危険要因である」と2010年に声明を出しています。
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2019/07/04「在宅血液透析療法についての紹介」

高齢化社会を迎えており医療制度は今後ますます厳しさを迎えてくると考えられ、高齢の患者さんでは通院が問題となってきます。
そのため国は在宅で治療が進むように医療制度を変えようとしています。
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2019/05/23「脳梗塞に対する超急性期治療とその適応の拡大」

脳卒中(脳血管障害)で亡くなる日本人は、年間およそ11万8千人。
がん、心臓疾患、肺炎に次いで死因の第4位を占めています。
脳卒中は1970年代までは死因の第1位でしたが、高血圧治療の普及により高血圧性脳出血が減少しました。
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2018/03/01「なかなか抜け出せない薬物乱用性頭痛」

習慣を治すのって難しいですね。やってはいけないとわかっているのに…。
今回紹介致しますのは、頭痛が続く状態でダメだとわかっているのに鎮痛剤を連用してしまった医療関係者の症例です。
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2017/09/01「心房細動」

心房細動は不整脈の中では患者数の最も多い疾患です。
脈が乱れて早くなり動悸、息切れを生じたり、心不全を起こしたりすることがあります。また、心房の中に血栓ができ、血栓が全身に飛び、脳梗塞を起こすことがあります。
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